研修関連新サービスー議論評価サービスー

【コラム番外編:研修関連新サービス情報】

― 議論評価サービス ― ハイラブル株式会社

会議・研修に関連する新商品やサービスをご紹介するコーナー。
第一弾は会議の活性度を調査できる最新のサービスのご紹介です!

「誰がどれだけ話をしたか」会話の流れをビジュアル化!

某日、とある方の紹介があり、ハイラブル株式会社の代表取締役に水本武志氏が来社された。
弊社代表の上市と私は会議室に水本氏を案内。
名刺交換を済ませるといきなり水本氏はカバンの中からなにやらたまご型のかわいらしいマイクロフォンを机にセットし始めた。

上市と私は眺めながら待つこと30秒、ようやく水本氏が口を開く。

「実際に見てもらうのが一番だと思うんです」

それから数分、商品説明や質問など3人で一通り会話をし、その結果データをラップトップPCの画面上で見せてもらった。

「上市さんは意識して話さなかったと思いますが、ここで話をして盛り上がっていますね」

水本氏が色分けされた波線の一部を指さしてこう言った。
PCに録音された部分を再生すると、上市が質問して談笑した場面だった。

「ほとんど石川さんと私のキャッチボールですね。ですがここで上市さんが話をして場が盛り上がりました。ある意味上市さんはこのグループでは影のリーダー的存在だったのかもしれませんね。」

PCの画面上では誰が誰に向かってどのくらいの声量で話をしたかがカラフルな図で分かりやすく表現されている。
言葉のキャッチボールがどのように行われたかが追跡できるのである。
音声を録音することはどんな機械でもできるが、実際に会話が可視化されると、盛り上がったのか、全員が参加していたのか、時間を有効に使ったのか、など様々なことが瞬時に見えてくる。

「音の分析はすべてクラウドで行っています。学校教育以外にも可視化されたデータの使い道はいろいろあると思います。」

例えばこんな場面で使えないだろうか、

ファシリテーターやマネージャーの育成研修に活用

全員がまんべんなく会話できているか、コミュニケーションがスムーズであるか、などこのシステムを使うことで可視化された客観的なデータが取れます。
会話が途切れた場面の音声を再生し、ファシリテーションを振り返るなど、ロールプレイの場面での活用ができそう。

教育現場からのオーダーは多数、アクティブラーニングに有効

最近はどの学校でもアクティブラーニングが取り入れられています。
グループに1台この「たまご」を設置して話し合いをし、自分たちでデータを見て振り返りをさせるそうだ。
そうすると、司会役の子供が、「もう少しいろいろな人に話を聞けばよかった」とか、リーダー的な子供が「じぶんばかりしゃべっている」とか、おのおの反省をし、2回目の話し合いでは全員がさんかできるようになるのだそう。

蛙の鳴き声に一定のルールがあることがヒントに

ハイラブル株式会社のロゴは蛙。その意味を聞くと、学生時代に蛙の鳴き声に規則性があることに気が付き、音声の研究を始めたんだそう。
音声のデータが分析できれば、コミュニケーションが活発になったり、世の中の役に立つのではないかと考えたそうだ。

まとめ

今はまだ、この議論評価サービスの需要範囲は広くないが、もしかすると思わぬところでの活用が発見され、ブレイクしていくのかもしれませんね。
研修プログラム会社や教育関係の皆さまにぜひおすすめです。

お問い合わせ
ハイラブル株式会社
https://www.hylable.com

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