Afterコロナ・Withコロナの研修環境 1
5/12配信
1.コラム|アフターコロナで研修環境はどう変わるか
2.データ|企業研修の開催動向
3.ご案内|メール会員のご案内
1.コラム|アフターコロナで研修環境はどう変わるのか
新型コロナで世界経済は大きなダメージを受け、今なお収束が見えない状況は続いています。
仮に収束したとしても第2波、第3波の可能性や新たな感染症の脅威は残ってしまいそうです。
そのような中で、Withコロナ(感染リスクがある前提)で経済活動がどのように再開できるのか、世の中がどう変わっていくのかが話され始めています。
弊社が関わる企業研修やイベントの会場においても、今後どのような変化が予想されるのかについて考えてみました。
企業のリスク認識が変化する
今まで研修やイベントなどの集会に関するリスクは、主に地震や火災などの災害が想定されていました。
新型コロナによって新たに「感染」というリスクが強く認識され、このことは新型コロナが収束したとしても継続してリスク認識されると考えられます。
地震のための避難経路や避難場所の周知や、火災報知器や消火器の設置と同じように、感染リスクに関する施設としての対応が求められるようになると思われます。
消毒液の設置や換気機能などの感染予防策が施設選択の際の基準になるのではないでしょうか。
また、コロナ禍において、リスクそのものよりも社会的なイメージや信用を気にされて研修の開催を見送る企業が多くありました。企業としての責任という意味においても感染予防策についてのエビデンスが必要になると思われます。
集合研修が変化(ハイブリット化)する
ある研修会社が収集したデータによるとコロナ以前は動画などのITを利用した研修は専門知識や技術の習得などが中心で、通常の研修にはあまり導入されていないといったデータもありました。しかしながら今回、特に新入社員研修の時期と重なったこともあり、やむを得ず動画やWEBを使った研修に切り替える企業が多くありました。今回突発的に起こったWEB化ですが、早急に効果がレビューされ、次年度以降の研修が見直されると思われます。今までは対面で行っていた研修プログラムの中で、WEBでも可能なものとそうでないものとの区別がなされ、プログラムが複合的になっていくのではないでしょうか。
また、開催場所についても東京や大阪に対象者を集めるのではなく、地方分散開催などが今まで以上に検討されるようになると思われます。
対面の価値が再認識される
コロナ禍において、リモートワークやWEB会議などが一気に普及しました。実際に体験した方はお分かりかと思いますが、想像した以上にリモートワークは不便を感じませんし、有効的に時間が使えるという利点も大きく、また通常の報告会議であればWEB会議もなんら問題ないということも感じられたと思います。
「宅のみ」「zoom飲み」「○○つなぎ」なども流行し、コミュニケーションロスを防ぐ工夫も生まれました。
しかしながら、会議にせよ飲み会にせよリアル以上のクオリティや楽しさは感じられず、あらためて対面する、集うことの価値が見直されたのではないでしょうか。
今後はその価値を少しでも膨らますことができるように快適な環境や便利なサービスが求められると思われます。
人が集まることでのリスクが高まる反面、集まるときには価値の高い時間、空間にしたいという需要が増え、より会場への品質が求められるのではないでしょうか。
ホスピタリティエージェントでは、afterコロナ、withコロナでの研修やイベントの成功に向けて最適な環境づくりをお手伝いさせていただきます。
研修会場をお探しの際だけでなく、研修やイベントに関連してお困りのことがございましたらなんでもご相談いただけますと幸いでございます。
2.データ|企業研修の開催動向
月別の研修開催および中止・延期状況は以下の通りとなっております。(5/11現在)
中止または延期 4/28からの伸び率
5月+12.2% 6月+4.2% 7月+23.2% 8月+3.2%
収束がいまだ見えな状況で7月のキャンセルが増えてきております。
(お詫び|前回4月29日配信データに誤りがあり、訂正をさせていただいております)
3.ご案内|メール会員のご案内
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