withコロナの研修事情 ーリアル研修再開しましょう!ー

10/20 配信


1.コラム|新入社員研修(オンライン研修)の振り返りから
2.コラム|リアル研修の開催事例
3.ご案内|GoToトラベルキャンペーン
4.ご案内|メール会員のご案内


1.コラム|新入社員研修(オンライン研修)の振り返りから

2月頃から新型コロナウイルスの感染が始まり、トップシーズンの4月に緊急事態宣言が発動されるなど、今年の新入社員研修市場は混乱を極めました。
ほとんど全ての企業が集合研修を中止し、急遽オンライン研修に切り替えて実施された新入社員研修ですが、次年度に向けての振り返りの声が届いてきました。

「働き方改革」ならぬ「研修改革」を。

新人研修の「あるある」

今年度は半ば強制的に導入を余儀なくされたオンライン研修ですが、やってみると「意外といける」という声も多く聞きました。 今まで、「とりあえず全員集合」、「まずは役員の講話を全員で聞く」、「新人なんだからシングルなんてもったいない、5人雑魚寝で十分」など、コロナ以前からも疑問視されていて、人事担当者を悩ませていた慣習も吹き飛んでしまいました。機能的とは言えないこのあたりの新人研修あるあるは、コロナを機に改善されたことは間違いありません。
不要に集まらない。役員の話はビデオメッセージで。プライベートな時間、空間を確保する。これらのことは今後のスタンダードとなっていくと思われます。

オンライン研修は想像以上に経済的で効果的

配信設備やノウハウがないという理由でなかなか浸透していなかったオンライン研修ですが、こうなってみると導入せざるを得ません。でも、一度開催してしまえばかなり経済的で効果的だという印象もあると思います。
集合研修を開催するとなると、講師、事務局はもちろん、参加者の移動費、移動時間、など大きなコストがかかります。遠方になればなるほど負担が大きく、受講したくてもできない人も多くいたはずです。
オンラインなら場所関係なく受講できますし、移動時間の無駄もありません。
研修を受けることができる対象者が相当増えたのではないかと思います。
もちろん、配信する側は今まで以上に手間とコストがかかりますが、全体で考えれば経済的なのは間違いありません。

オンラインの研修環境は良いとは言えない?

オンライン研修開催の前に立ちはだかった壁は意外なところにありました。
配信ソフトでもなく、研修プログラムの切り替えでもなく、一番の障害となったのは受講生のインフラ状況でした。
PC、タブレットを持っていない、自宅にWi-Fi環境が無い、集中できる部屋が無い、など受講側の環境が整っていないことが多々判明しました。
仮に個人でPCを所有していても、情報漏洩の観点で会社のサーバーに接続することはできないなどの問題も発生しています。
実は弊社でもPCやタブレット、ポケットWi-Fiのレンタルの問い合わせが多くありました。
(※ちなみに弊社ではレンタルや購入の手配も可能ですので、ぜひお問い合わせを)
今後、オンライン研修を研修計画に織り込んでいくにはこのあたりのインフラ整備が重要となりそうです。

「やっぱりリアルも必要」です。

人事担当者の意見

弊社でお付き合いさせていただいている多くの人事担当者は、社員研修はできればリアルで開催したい、と考えられているようです。一番の要因は、受講生の反応が見えづらく、効果が見えにくいという点です。
データ上、数値上で効果測定はできるのかもしれませんが、「今年の新入社員は元気が良い」ですとか「管理職研修に手ごたえを感じた」などといった、肌で感じる部分が希薄になってしまうことは否めません。

リアル研修開催の障害

本音ベースではリアルで開催をしたいと考えられる集合研修ですが、今のところそう多くの開催はされていません。
その最大の要因は「世間体」です。
GOTOトラベルキャンペーンが始まり、イベントの入場制限も緩和されてきています。
経済とコロナの両立が余儀なくなってきている状況ですが、それでも「クラスターが出てしまった場合、社名がでてしまう」といった感染リスクとは違うところでの障害が大きく立ちはだかっているようです。

日本人の揶揄「みんな飛び込んでいますよ」

お国柄をたとえる話で、沈みそうな船で日本人を海に飛び込ませるには「みんな飛び込んでいますよ」と言えばよいと言われますが、今、研修業界ではまさにその状態です。
本来研修を行うと言うことは人材への投資であり、それを怠ると言うことは会社の存続に影響が出るということです。そこに経営的な覚悟と決断が無ければそもそもやる意味がありませんが、日本人特有の責任回避的な考えがマイナスに作用してしまっているようです。

一滴溢れるとドバっと

良く言えば情報収集段階、悪く言えばお見合い状態になっているリアルでの集合研修の再開ですが、一部の企業ではすでに再開の決断がなされ、会場の予約が始まっています。
そろそろ飛び込もうかなと思ったときには、もうつかまれる浮き輪(良い会場)が無い、なんてことにならないように早めに判断することが必要ではないでしょうか。
例年この時期は来年度の研修会場の予約が入っています。
遅くとも年末までには来年度のスケジュールを固める必要がありそうです。


2.コラム|リアル研修の開催事例

弊社で会場を手配させていただいた事例をご紹介いたします。

合同会社こっから様の事例

某企業次世代リーダー育成研修

まだ緊急事態宣言が解除されて間もないころ、弊社でお付き合いさせていただいている合同会社こっから様より施設選び、手配のお問い合わせをいただきました。
希望条件としては、3密回避、収容人数の倍の広さの会場、宿泊は一人部屋など感染予防に最大限の配慮をするといったものでした。
徹底的にリスク対策を講じる中で、それでもリアルで開催する研修とはどんな内容なのだろう、と最初から興味津々で、弊社でできる限りの知恵を出して、会場手配をさせて頂きました。
感染リスクを減らすという意味で、弊社の現地でのアテンドはできなかったのですが、研修終了後に動画をご共有いただきましたのでご紹介させていただきます。
百聞は一見にしかずですので、ぜひご覧ください。

会社こっから様

https://www.kokkara01.com/

■『週刊Ooch Vol.27』0-BORNプロジェクト

https://www.kokkara01.com/ooch

■「0-BORN プロジェクト ムービー」

https://youtu.be/UHKTQyv2GZk

弊社は単に施設の予約代行という立場ですが、このような素晴らしい企業様の方々と素晴らしい研修を実施するための一端を担うことができて、本当に嬉しく思っています。
これからも企業を元気にする、日本を元気にするためのお手伝いができれば幸いです。


3.ご案内|GoToトラベルキャンペーン

※GoToトラベルキャンペーンにつきまして、適用条件が刻々と変わっておりますため、個別案件ごとに確認させていただいております。お気軽に弊社担当までお問い合わせください。

(2020年10月30日現在)


4.ご案内|メール会員のご案内

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